黒板アート&ドローンで感動の卒業式!先生と保護者からのサプライズ

学校

子どもたちが喜ぶ卒業式を演出

小学校で6年間、中高で3年間、児童生徒は学校に通います。入学したてのドキドキして緊張していた気持ち。少しずつ成長し上級生を見送ってきた小5や中2。そして、いつの間にかの卒業。

子どもたちにとって、長く、そしてあっという間の学校生活。これを締めくくるのが卒業式です。儀式的な行事のきっちりした部分を行う事は大切です。しかし、子どもたちはそれだけを求めているのではありません。今までを振り返り、そしてこれからのことと向かい合っていけるような時間を求めています。

先生や保護者の皆さんが、彼らの次の一歩を応援するような素敵な卒業式を作るためにはどうしたらよいのかをご提案します。

何日もかけて行う卒業式の準備

学校の先生や在校生は、1ヵ月以上の時間をかけて卒業式を準備していきます。これは、いわゆる式練習だけではありません。

お花や輪っかを用意したり、リボンを用意したり、椅子をきれいに拭いたり、それらの配置図を作ったり…様々な準備が必要になります。毎年、昨年と全く同じ形では無いのです。その年にその学校にいる先生や在校生が工夫を凝らして卒業式の準備をして行きます。この準備の様子は記録に残りません。また卒業式当日の廊下や黒板も、ほとんど記録に残りません。昨年はどのようにしていたのかという数枚の写真だけが学校に残され、他は記憶の彼方に追いやられるというのが現状ではないでしょうか。

教室での黒板アート

上記のようにならないために、最近では学校の先生もSNSを使って黒板アートを記録に残すという取り組みが行われるようになりました。Googleなどで「黒板アート」と検索するとFacebookやInstagramなどで、今までに先生方が描いた黒板アートを多く見ることができます。

初心者の方が行いやすい方法は、プロジェクターを使った方法です。
パソコンとプロジェクターをつなぎ、クラスの子どもたちが好きな画像を用意します。それを投影しつつ、カラーチョークでなぞっていくと、黒板アートを作ることができます。初めて行う場合はおよそですが90分程度をイメージしておくとよいです。
次に文字てす。「卒業おめでとう」といった言葉を立体的に描くのはなかなか難しいです。これも何も参考にせず書くのではなく、プロジェクターを使って行いましょう。

便利なのがcanvaというウェブアプリです。有料アプリですが、無料で使える範囲も広く、様々なフォントを利用して文字を作ることができます。文字を湾曲させたり回転させたりすることもできるので、パソコン上で文字を作りそれを投影してなぞっていくと言う方法をとると、かなりスムーズに黒板アート描いていくことができます。

canva

今まで気が付かなかった魅力を引き出すドローン

小学校では6年、中高では3年通った学校であっても、違った角度で見ると新鮮です。

例えば、校門を抜ける場面。子どもたちはその時の身長に合わせた高さの景色に見慣れています。小学校6年生であれば、その高さの景色に見慣れてしまっているのです。ドローンで撮影をする際には、それよりも約30センチメートルほど低い高さで校門を抜けていきます。たったそれだけのことですが、子どもたちはすぐにその違いを感じます。以前、そうした動画を納品した学校からは「懐かしい!」と言う声が上がって、みんなで笑っていました、と感想をいただきました。

それ以外にも1年生教室、保健室、図書室、グラウンド、そして卒業式会場の体育館。様々な場所を短時間で回ることができるのがドローンの魅力です。

先生の努力&プロの映像編集力

黒板アートとドローンでの動画撮影を組み合わせると、驚くような映像が出来上がります。

様々な学校の思い出の場所をめぐり、そして6年生教室へ。ドローンのカメラを正面に向けるといつも勉強していた黒板に、先生の渾身の黒板アートは描かれているといった場面を想像してみて下さい。そこに先生が立っていても素敵です。

撮影タイミングが調整できた場合には、卒業生が上履きを履く下足箱や廊下が花に飾られている様子を撮影することも可能です。

こうした映像をスマートフォンで撮る方法もあります。それだけでもかなり素敵な映像になりますし、プロにお任せいただければ、スマートフォンでは絶対撮りえない動画を撮影・編集します。高度100メートルほどから学校の全景を写し、校門までゆっくりと降りてきてから校舎に入る。グラウンドから、いつも彼らが外を見ていた窓に向かってドローンを飛ばす。体育館のステージの上に準備された卒業式の演台をぐるりと回し、屋上近辺から撮影をする。

子どもたちにとっては、たった1度の卒業式です。それを当日だけで終わらせるのではなく、準備の段階から様々な演出を用意して、当日にそういった動画を流してあげるのも素敵かなと感じます。アイディアを形にするお手伝い、いつでもいたします。

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